北海道はアップルストアから見捨てられたのか?
2018年3月に日本のアップルストアに関する大きなニュースが飛び込んできました。
- 米アップル、日本に再投資 (中略)アーレンツ上級副社長「5年で複数の新店」(日経電子版)
- アップルストアの新店舗、新宿店4/7オープン予定、他2店舗も2018年内にオープン予定。
実は、アップルストア渋谷店も現在改装中で、2018年はアップルが日本のアップルストアを強化するつもりであることがうかがえます。ところが、残念ながらこのアップルストア強化の流れから取り残されている街(地域)があります。それが、札幌(北海道)です。
札幌には2016年2月まで10年間アップルストアがありましたが、入居していたビルのオーナーが2014年にメットライフアリコに変更されたことに伴い、賃貸条件が折り合わず閉店を余儀なくされたと言われています。(参考文献:Mac Fan 2016年4月号)
しかし、アップルストア札幌の閉店の際にはホームページに移転する予定ですと明記されており、1年以内には別の場所で再開すると見られていました。
既に2年が経過しましたが、一切音沙汰もなく2018年にオープン予定の3つの新アップルストアには何故か北海道は含まれていません。新宿や京都といった賃料の高いエリアに新規出店するということは、予算がないわけではなく札幌(北海道)の優先順位が下げられていると考えられます。
残念ながらアップルは札幌のアップルストアを再開するより、新宿や京都に新規出店する方が投資メリットがあると判断したと推察されます。
日本でのアップルストアの動き
2014年 | アップルストア表参道オープン |
2015年 | アップルウォッチat伊勢丹新宿(代理店)オープン |
2016年 | アップルストア札幌一時閉店 |
2018年 | アップル新宿オープン 他2店が新規オープン予定 |