iPhoneの実効速度が速いキャリアはどれか?
同じ通信方式といっても通信キャリアによって実効速度は違いますよね。iPhoneを使って時にどのキャリアが一番早いのか気になっている方も多いと思います。そこで3大キャリアの実効速度を比較しました。
なお、この実効速度は総務省のガイドラインに沿って各社が公表している値です。
多くの人にとって実効速度(下り)が速いのはNTTドコモ
iPhoneを使用したときに実効速度の中央値が一番早いのはNTTドコモでした。auとソフトバンクではauがわずかに中央値が高いです。
ですので、実効速度(下り)の速さを求める方はNTTドコモがお勧めです。ただし、auやソフトバンクでも中央値が100Mbps以上にはなっていますので、YouTubeで1080p程度の動画を見るには全く困らないレベルです。
NTTドコモで異常に速度が遅い場所があるのはなぜ?
NTTドコモの実効速度の最小値はauやソフトバンクよりも悪く1Mbpsです。なぜauやソフトバンクよりも最小値が低いのかは特に言及されていないのでわかりません。
しかしながら、NTTドコモが公表している詳細なデータを見ると推定はできます。
例えば、目黒区上目黒2丁目で2022/03/01 15時台に1Mbpsという低速度を記録していますが、同じ曜日の同じ時間帯である2022/02/22 15時台には174Mbpsを記録しています。上目黒2丁目は中目黒駅前の活気のある商店街があるエリアでオフィス街もあるので15時台でも一時的に人が密集している場所があります。そういった一時的な人の密集が低速度の原因ではないかと私は推定しています。
参考資料
各社がホームページで発表している実効速度測定結果(総務省ガイドライン準拠)