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アップルの日本での売上と円安影響

【2022】アップルの日本での売上推移

2022年7月末に2022年3Q(6/25締め)のアップルの決算が発表されましたね。そこで気になる日本での売上状況について解説します。

アップル、2022年4~6月の日本での売上急減

円安の影響をもろにうけまして2022年3Q(4~6月)の売上は前年比で15%ほど急減しました(ドルベース)。2022年度のアップルは日本での売上推移が2つの要因で思わしくありません。1つは2020年10~12月(2021年度1Q)にあったGigaスクール特需によるiPadの売上がなくなったことによる1Qの前年比売上高の減少です。2つ目は前述した円安の影響によるドルベースでの前年比売上高減少です。

アップルの日本における売上高推移

2022年4~6月のドル円推移

本当に円安が原因かデータで見たいという方もいると思いますので、ドル円推移をグラフで示しました。このように1~2月は安定した推移であったのに対して、2022年の4~6月に急激な円安が進んだことがわかります。

2022年1~7月のドル円推移

7月からの日本での販売価格値上げにより4Qは持ち直す可能性も

7月から急速な円安の影響を考慮したと推定される販売価格の値上げが行われたたため、2022年度4Q(7~9月)の前年比売上高は持ち直すことが予想されます。

参考資料