アップルが2024 3月〆の四半期決算を発表
アップルが2024年3月〆の四半期決算を発表しましたね。そこで解説します。
地域別ではヨーロッパ好調、中国苦戦
2023年10月~2024年3月までの半年分の地域別売上を比較すると以下の通りになることが発表されました。
売上(M USD) | 2023年10月 ~2024年3月 | 2022年10月 ~2023年3月 | 前年同期比 |
アメリカ大陸 | 87,703 | 87,062 | 101% |
ヨーロッパ | 54,520 | 51,626 | 106% |
中国 | 37,191 | 41,717 | 89% |
日本 | 14,029 | 13,931 | 101% |
アメリカ大陸と日本に関してはほぼ前年と同じ売上です。特に日本に関しては円安が進んでいるにも関わらずドルベースで前年とほぼ同じ売上ということで善戦しています。一方、中国は前年に対して9割しか売上がないということでかなり苦しい状況です。
ファーウェイ復活の影響か
一時期、日本市場でもかなりのシェアをとっていたファーフェイですがアメリカ政府によるアメリカ企業がファーフェイに先端半導体を販売することを禁止する法令などの影響によりスマートフォンを作ること自体が難しくなっていました。しかし、中国国産半導体の生産が立ち上がってきたことにより再びスマートフォンを生産できるようになり、中国国内でのシェアが伸びているようです。この影響でアップルのiPhoneの中国での売上が減っていると報道されています。