アップルの預金サービスは日本で提供しても高金利になるのか?
アップルが「Apple Card」保有者向けに年利換算で4%以上(税引き前)の高金利預金サービスを始めたことが日本でも話題になっていますね。
そこで、このサービスが日本で開始された場合も高金利になるのかについて考えてみたいと思います。
結論から言うと日本で提供されても金利は1.0%にもならないと予想される
そもそもアップルが提供している「高金利預金サービス」ですが、運営は提携先のゴールドマンサックスが行っています。ゴールドマンサックスがアメリカで一般人向けに提供しているデジタルバンクの普通預金金利が年利換算で3.9%なので、アップルでのサービスは最初に人を集めるためのボーナス金利0.25%程度を上乗せしているのに過ぎません。
そのことから、もし日本でサービスを開始したとしても現状の日本の普通預金金利が金利の高い所でも0.20%程度しかないことから、ボーナス金利を上乗せしても年利0.5%程度が限界だということが予想されます。
※日本の普通預金金利は2023年5月現在の値です。